ファミチキはダイエットの敵？カロリー徹底解剖

「ダイエット中だけど、どうしてもファミチキが食べたい！」そんなジレンマを抱えたことはありませんか？

ファミチキはファミリーマートの人気商品で、香ばしい衣とジューシーなお肉が魅力です。

しかし、ダイエット中には避けるべき存在と考えられがち。

今回は、ファミチキのカロリーや栄養成分を徹底的に解剖し、ダイエット中でも賢く楽しめる方法を探っていきます。

ファミチキの基本情報
ダイエットとファミチキの関係
ファミチキの栄養素を徹底解剖
ダイエット成功のためのアドバイス
まとめ：ファミチキを賢く楽しむために

ファミチキの基本情報

ファミチキとは？その特徴と人気の理由

ファミチキは、ファミリーマートが2006年に発売を開始したフライドチキン。

衣はサクサク、中はジューシーな鶏もも肉を使用。

手軽に食べられて、ボリュームも満点。そのため、ランチやおやつ、夜食としても人気があります。

ファミチキの原産国と主要原料

使用されている鶏肉の主な原産国はタイやブラジル。

主要原料は鶏もも肉、小麦粉、香辛料、食塩などで、衣のサクサク感とスパイシーな味付けが特徴です。

ファミチキのカロリーと栄養成分

ファミチキ1個（約120g）あたりの栄養成分は以下の通りです。

カロリー：約251kcal
たんぱく質：約13g
脂質：約17g
炭水化物：約11g

意外と炭水化物は少なめですが、脂質がやや高め。

ファミチキの値段

2025年6月時点での価格は、税込198円。

コンビニフードとしてはお手頃で、つい手が伸びてしまう価格設定ですね。

ダイエットとファミチキの関係

ファミチキがダイエットに与える影響

ダイエット中に脂質とカロリーが高いものを頻繁に食べると、体脂肪が増えやすくなり、体重管理が難しくなってしまいます。

特に揚げ物は、カロリーの大部分を脂質が占めているため注意が必要です。

ファミチキは衣がしっかりついていて油で揚げられているため、脂質の含有量が高め。

そのため、毎日のように食べてしまうと、ダイエットの妨げになる可能性があります。

とはいえ、ファミチキはたんぱく質がしっかり摂れるという一面もあります。

筋肉を保つために必要なたんぱく質を含んでいるため、筋トレや運動を取り入れたダイエットをしている人にとっては、工夫次第で取り入れられる食品とも言えます。

つまり、頻度や食べ方を工夫すれば「完全にNG」ではなく、「条件付きOKな食べ物」なのです。

摂取すべき実際のカロリーとは？

一般的な女性のダイエット中の1日あたりの摂取カロリー目安は、体型や運動量にもよりますが、だいたい1,200〜1,600kcal程度とされています。

ファミチキ1個で約250kcalなので、これは1日の総摂取カロリーの15〜20％程度にあたります。

1食あたりに使えるカロリーが400〜500kcalと考えると、ファミチキはその半分以上を占めてしまいます。

したがって、他のおかずや主食を軽めにする、またはファミチキをメインディッシュとして活用するという工夫が必要になります。

また、間食として食べるにはやや重たいため、主に昼食としての利用がおすすめです。

脂質の摂取が多くなるため、1日1個を限度にし、週に何回食べるかもコントロールするのが賢明でしょう。

ダイエット中のファミチキの食べ方

ファミチキをダイエット中に取り入れるなら、以下のような工夫をすると良いでしょう。

ご飯やパンと一緒に食べない（単品で）：糖質と脂質の過剰摂取を防げます。
サラダやスープと合わせる：食物繊維やビタミン類を補い、満足感もアップ。
夜遅くに食べるのを避け、昼食または運動後に食べる：脂質のエネルギーを消費しやすいタイミングに。
衣を軽く剥がすだけでもカロリーカットに：実は衣に油が多く吸収されているため、少し取り除くだけでも脂質を抑えられます。

また、「今日はファミチキを食べる」と決めた日には、前後の食事で野菜中心のメニューにするなど、トータルでバランスを取ることが大切です。

ファミチキとスパイシーチキンのカロリー比較

ファミリーマートのもうひとつの人気商品に「スパイシーチキン」があります。

こちらはファミチキよりもピリ辛な味わいが特徴で、少し薄めの衣としっかりとした肉質が人気です。

両者の栄養成分を比較すると、以下のようになります。

商品名	カロリー	脂質	たんぱく質
ファミチキ	約251kcal	約17g	約13g
スパイシーチキン	約220kcal	約14g	約12g

スパイシーチキンの方が全体的にややカロリー・脂質ともに抑えられており、より軽めのチキンを選びたい方にはおすすめです。

特に「揚げ物のコクは欲しいけど脂っこいのは避けたい」という方には、スパイシーチキンの方がダイエット向きと言えるでしょう。

ただし、辛味成分が含まれているため、胃が弱い方や刺激物が苦手な方は注意が必要です。

気分や体調に合わせて、どちらを選ぶか調整するのがベストです。

ファミチキの栄養素を徹底解剖

ファミチキに含まれるたんぱく質と脂質

ファミチキ1個に含まれるたんぱく質は約13g。これは卵で言えば約2個分、サラダチキンであれば1/2枚ほどに相当します。

たんぱく質は、筋肉の維持・修復だけでなく、肌や髪、内臓の健康にも重要な役割を果たしています。

特にダイエット中は筋肉量の低下を防ぐためにもたんぱく質の摂取が欠かせません。

その点で、ファミチキは意外にも“たんぱく質が摂れるおやつ”として活用できる余地があります。

一方で、脂質は約17gと高め。これは、厚揚げ1個やベーコン3枚に匹敵する量で、1日の脂質摂取目安の約3分の1に相当します。

脂質は体に必要なエネルギー源ではありますが、摂りすぎると体脂肪として蓄積されやすくなるため、やはり注意が必要です。

とくにファミチキのような「揚げ物」は衣に多くの油を含んでいるため、脂質が高くなりやすいのが特徴です。

できれば他の食事で脂質を抑えたり、食べる頻度を週に1〜2回程度にとどめたりするのが現実的な工夫となります。

ファミチキの糖質と炭水化物について

ファミチキの炭水化物は約11g。

これはコンビニおにぎり（約38g）や食パン1枚（約26g）に比べれば少なめで、「糖質制限中でも取り入れやすい」と感じる方もいるかもしれません。

ただし、この炭水化物は主に衣の小麦粉由来であり、揚げることで糖質に加えて脂質も吸収しています。

また、味付けや風味をよくするために少量ながら砂糖などの甘味料が使用されている場合もあります。

とはいえ、ファミチキ単体では糖質の摂取量としてはそれほど高くはないため、他の食事やおやつで糖質をコントロールすれば、糖質制限ダイエット中でも“時々ならOK”な範囲に入るでしょう。

ポイントは、ごはんやパンと一緒に食べないこと、または糖質の高い飲み物（甘いジュースなど）と一緒にしないことです。

アレルゲンデータと注意点

ファミチキには、以下のアレルゲンが含まれているため、アレルギー体質の方は十分な注意が必要です。

小麦（衣に含まれる）
卵（つなぎなどに使用）
乳成分（衣や味付けに由来）
大豆（調味料などに含まれることが多い）
鶏肉（主原料）

さらに製造ラインによっては、その他のアレルゲンと共通設備を使用している可能性もあります。

食物アレルギーのある方は、購入前にパッケージの原材料欄や公式サイトでの詳細情報を確認することが必須です。

また、アレルギーがない方でも、油や香辛料の刺激でお腹がゆるくなることもあるため、体調に合わせて判断しましょう。

ダイエット成功のためのアドバイス

ダイエット中に食べても良いおやつの選び方

高たんぱくで低脂質なもの（例：ゆで卵、サラダチキン）
小分けで満足感のあるもの（例：ナッツ少量）
低糖質スイーツ（例：プロテインバー）

ファミチキを食べる代わりに、こうしたおやつで調整してもOK。

ファミチキをヘルシーに楽しむアレンジレシピ

ファミチキサラダ：カットしたファミチキをレタスやトマトに乗せてヘルシーに。
ファミチキバーガー（レタス巻き）：バンズの代わりにリーフレタスで包むと糖質オフ。
ファミチキの和風おろしがけ：大根おろしとポン酢でさっぱりアレンジ。

ファミマとローソンのダイエット食品比較

商品名	カロリー	特徴
ファミマのサラダチキン	約120kcal	高たんぱく・低脂質
ローソンのブランパン	約70kcal（1個）	低糖質で腹持ちよし
ファミマのライザップスイーツ	約150kcal	低糖質・糖質コントロール向き